Raspberry PiをCookする(第2回)

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 新年、あけましておめでとうございます。
JMTのIoTブログ更新担当です。
最近、ニュースでもIoTのキーワードを見聞きする事が増えてきました。
今朝のニュースでも、自動車の自動運転の技術が格段に進むとか、
頭に取り付けたゴーグル型の端末で広がるバーチャルリアリティの
世界など色々とやっておりました。
2014年がIoT元年で、今年は3年目、更にスピードを上げて様々な
IoTサービスの芽が出てくるものと思われます。
われわれJMTとしても、微力ながら社会の役に立つ仕組みを提案でき
て行けたらと考えております。
20160110_001
出典:pixabay
20160110_002
出典:pixabay
さて、第一回は『Raspberry Piのインストール』について投稿しました。
第二回は、『Raspberry PiをSSHで接続できるようにする方法と、WiFiで
接続できるようにする方法』
について投稿したいと思います。

 

【Raspberry PiをSSHで接続できるようにする手順】

1.システム設定でSSHを許可します。操作は、全てスーパーユーザーで行います。

root@raspberrypi: /home/pi# raspi-config

システムコンフィグレーションメニューで以下のように設定します。
20160110_004

2.ネットワークを固定化します。(固定IP方式で設定する場合です)

 ネットワーク設定に、IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを設定します。

root@raspberrypi: vi /etc/network/interfaces
auto lo
iface lo inet loopback

auto eth0              
allow-hotplug eth0     
iface eth0 inet manual 
address 192.168.***.***  <--                   ※*** 部分は、ご自身の環境に合わせてください。
netmask 255.255.***.***  <--
gateway 192.168.***.***  <--

<省略>

3.再起動します。再起動後、TeraTermでSSHログインできます。

root@raspberrypi: reboot

 
【Raspberry PiをWiFiで接続できるようにする手順】

WiFiアダプタは、今回はBuffaloのWLI-UC-GNMEを用意しました。

1.WiFiアダプタを接続します。

初めは、イーサーネットケーブルも接続した上で、行った方が良いです。
20160110_003

 
2.システムを更新します。

パッケージ、ファームウェアは最新の状態で行った方が良いので、システムを更新します。

root@raspberrypi:/home/pi# sudo apt-get update      <--パッケージのアップデート
root@raspberrypi:/home/pi# sudo apt-get upgrade     <--パッケージのアップデート
root@raspberrypi:/home/pi# rpi-update               <--カーネル、ファームウェアのアップデート

3.無線LAN定義ファイルに定義を追加します。

 無線LAN定義ファイル(/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf)は、予め別名でバックアップを取っおくとよいでしょう。
 無線LAN定義ファイルに以下の通り追加します。

root@raspberrypi:/home/pi# vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1

network={
    ssid="[接続ID]" 
    psk="[パスフレーズ]" 
}

4.ネットワーク設定ファイルの設定を変更します。

 ネットワーク設定ファイル(/etc/network/interfaces)は、予め別名でバックアップを取っおくとよいでしょう。
 IPアドレスが変わると都合が悪いので、今回は固定IPで設定するようにします。

root@raspberrypi:/home/pi# vi /etc/network/interfaces
auto lo
iface lo inet loopback

auto eth0
allow-hotplug eth0
iface eth0 inet manual
address 192.168.***.***                   ※*** 部分は、ご自身の環境に合わせてください。
netmask 255.255.***.***
gateway 192.168.***.***

auto wlan0
allow-hotplug wlan0
#iface wlan0 inet manual                               <--コメントにします。
#    wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf  <--コメントにします。
iface wlan0 inet static                                <--追加します。
    address  192.168.***.***                           <--追加します。
    netmask  255.255.***.***                           <--追加します。
    gateway  192.168.***.***                           <--追加します。
    dns-nameservers ***.***.***.***                    <--追加します。
    wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf   <--追加します。

auto wlan1
allow-hotplug wlan1
iface wlan1 inet manual
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

5.無線LANを再起動します。

 ファイルの設定が完了したら、以下のコマンドで無線LANを再起動します。

root@raspberrypi:/home/pi# ifdown wlan0
root@raspberrypi:/home/pi# ifup wlan0

6.接続確認します。

 イーサーネットケーブルを外し、WiFi接続できるかヤフーに接続し確認します。

root@raspberrypi:/home/pi# ping yahoo.co.jp
PING yahoo.co.jp (182.22.59.229) 56(84) bytes of data.
64 bytes from f1.top.vip.ssk.yahoo.co.jp (182.22.59.229): icmp_req=1 ttl=50 time=23.5 ms
64 bytes from f1.top.vip.ssk.yahoo.co.jp (182.22.59.229): icmp_req=2 ttl=50 time=26.0 ms
64 bytes from f1.top.vip.ssk.yahoo.co.jp (182.22.59.229): icmp_req=3 ttl=50 time=23.6 ms
^C
--- yahoo.co.jp ping statistics ---
3 packets transmitted, 3 received, 0% packet loss, time 2003ms
rtt min/avg/max/mdev = 23.585/24.419/26.007/1.130 ms
root@raspberrypi:/home/pi#
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Raspberry PiをCookする(第1回)

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 今回から複数回にわたり、RaspberryPiについての実証手順と結果として投稿したいと思います。
RaspberryPiはイギリスのラズベリーパイ財団が提供している名刺サイズのコンピュータです。
raspberry-pi-572481_640
出典:pixabay

早速ですが、第一回は、インストールについてです。

【レシピ】

事前に、以下を用意しておきます。

●Raspberry Pi本体(Raspberry Pi 1 Model B+)

●USBケーブル(片方がタイプA、もう片方がマイクロBのもの)※電源用

●HDMIケーブル

●USBマウス

●USBキーボード

●マイクロSDカード(8G)

Raspberry Pi本体にUBSケーブル、HDMIケーブル、マウス、キーボードを接続し、HDMIケーブルとCRTを接続しておきます。

 

【手順】
1.マイクロSDカードをフォーマットします。

マイクロSDカードをUSBカードリーダーに挿入し、PCにUSB接続して、FAT32形式でフォーマットします。
お使いのマイクロSDカードが、エクスプローラーでのフォーマットの際に容量が一致しない場合(8GBなのに64MBと表示されるなど)は、以下のフォーマッタをご使用ください。
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/

2.OSをダウンロードします。

Debian, Fedora, Arch Linux, RISC OSが公式に提供されるOSですが、今回は「Raspbian」をインストールするものとします。
公式Webサイト(https://www.raspberrypi.org/downloads/ )のNOOBSをクリックし、NOOBSのDownloadZIPよりダウンロードします。

OS_DL01 OS_DL02

3.ZIPファイルを解凍結果をマイクロSDカードにコピーします。

4.ダウンロードしたNOOBS_v1_4_1.zipを解凍し、解凍フォルダ内のすべてのフォルダとファイルをマイクロSDカードにコピーします。

5.マイクロSDカードをRaspberry Pi本体のカードスロットに挿し、USB電源コードをPCに挿します(注1)。インストール画面が起動します。

注1).他のケーブル類を全て接続した上で、USB電源コードを挿してください。

6.Raspbian[RECOMMENDED]を選択し、Installをクリックします。

「本当にイメージを書込んで・・・データは削除されます」[はい]をクリックします。インストールが開始されます。
インストールが完了すると「OS Installed Successfully」のメッセージが表示されます。[OK]をクリックするとOSが起動します。

7.OS起動後の設定

日本語環境にするため3つの設定をします。
・キーボードを日本語配列にします。
「4 Internationalization Options」

└→「I3 Change Keyboard Layout」

└→「Generic 105-key (Intel) PC」

└→(「Other」)

└→「Japanese – Japanese (OADG 109A)」

└→「The default for the keyboard layout」

└→「No compose key」

の順に選択します。
・アプリケーションのメニューなどを日本語で表示するためのロケール設定
「4 Internationalization Options」

└→「I1 Change Locale」

└→「ja_JP.UTF-8 UTF-8」

└→「ja_JP-UTF-8」

の順に選択します。
・時計の時刻を日本時間にします。
「4 Internationalization Options」

└→「I2 Change Tinezone」

└→「Asia」

└→「Tokyo」

の順に選択します。
「Finish」を選択して設定ツールを終了します。

8.OSを起動します。

pi@raspberrypi~$ startx

thumb_400_05_px400

Raspberry Pi のデスクトップが表示されます。

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